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石井岳龍監督)×bloodthirsty butchers楽曲)コラボレーションの軌跡

2006年 石井聰亙監督とbloodthirsty butchers(以下ブッチャーズ)のリーダー吉村秀樹が出会う。
吉村は『狂い咲きサンダーロード』等、石井監督の"PUNK YEARS"映画の大ファン。

2006年10月 石井聰亙監督の初期作品集DVD-BOX『石井聰亙作品集 DVD-BOX Ⅰ~PUNK YEARS 1976-1983~』の発売記念で行われたイベントにGUITAR WOLF、フリクション、怒髪天らとともにブッチャーズ出演。
2011年2月 ブッチャーズのドキュメンタリー映画『kocorono』全国公開。
劇中で行われていた曲作りがアルバム「youth(青春)」の楽曲であった。

2011年6月 映画『kocorono』の取材、雑誌BARFOUTで石井岳龍監督×吉村秀樹 対談が実現。

2011年6月 のちに「youth(青春)」と名付けられる、ブッチャーズのニューアルバムの制作において、新譜全曲を使用した映画の製作、その映画公開とともにニューアルバムも発表するアイデアが吉村の中に浮かぶ。そしてその映画の監督は石井岳龍監督を熱望。アルバムのPV的な要素を完全排除し、音と映像が対等な立場でぶつかり合う本格的なROCK映画を計画。

2012年2月22日 石井岳龍監督作品『生きてるものはいないのか』の映画音楽に田渕ひさ子が参加、その公開記念イベント、『isn't anyone alive? 生きてるものはいないのか 公開記念SPECIAL NIGHT』にて吉村秀樹と田渕ひさ子が弾き語りを実施、石井監督と再会。

2012年3月 石井監督へコラボレーション企画を正式打診。以後新曲のデモ音源を定期的に石井監督へ提示。

2012年 石井監督は1度は固辞するも、吉村の熱いラブコールに制作を決意。その内容は発表前の新作アルバム「youth(青春)」の全曲ライヴを実施、その映像とドラマがパラレルなユニゾンで進行するオリジナルストーリー。度重なるミーティングとスケジュールを調整、具体的な中身が話し合われる。

2012年 吉村が個人所有の石井監督サイン入りの『石井聰亙作品集 DVD-BOX Ⅰ』を持参、スタッフへ「お前にこれを貸す。よく観ておけ」と。

2013年1月20日「youth(青春)」と名付けられたブッチャーズの新作、マスタリング終了、完パケ音源を石井監督へ。

2013年2月5日 新作音源を手にした石井岳龍監督とバンド側の映画企画実現に向けての最終的なミーティング。
石井監督と吉村秀樹がガッチリ握手を交わす。

2013年2月27日 石井監督による構成案初稿完成。

2013年4月下旬 2013年8月にライヴ撮影を行う段取りをたてる。撮影には観客も集客する予定、その告知を2013年7月に発表予定だった。

2013年5月11日 ブッチャーズライヴ@下北沢ERA。ライヴ後新作全曲ライヴに向けてのリハ計画が話し合われる。

2013年5月27日 吉村秀樹他界。享年46。ライヴ撮影が不可能となったため、映画企画中断。

2013年7月 石井岳龍監督、吉村秀樹の遺志を受け、全く新たな脚本を立ち上げて石井岳龍×ブッチャーズの映画企画続行を決意。

2013年9月『ソレダケ / that's it』の初稿アップ。

2013年11月14日「youth(青春)」単独発売。作品に収録のライナーノーツにて石井監督本人から当初の計画について語ってもらう。ここで初めてファンはニューアルバム×映画の計画を知り、形を変えて映画の製作が続行している旨を知る。

2014年8月4日 様々な調整を経て、映画『ソレダケ / that's it』、灼熱のクランクイン。

2015年2月 映画完成、正式タイトルは『ソレダケ / that's it』に決定。